私は縁あって京都市内に8年ほど住みました。日本が誇る、伝統的のある素晴らしい街でした。
「京都人」というと、いろいろまことしやかに言われるかもですが、全然そんなことはなく、自分の周りは優しい人が多かったです。ただ、歴史柄警戒心が強いので、暗黙のルールを破るよそ者はうまく距離を置かれてしまう、そんな感じです。
思い出は尽きませんが、ここが良かったなぁ(他にもたくさんありますが)ということを3つほど。
1 活気がある。
大学を含めた学校がたくさんあるので、若者が多くてとても活気があります。あと、地元にお住まいの方は、近くに良い学校がたくさんあるので、進学に対する心理的・物理的なハードルが低く感じられ、うらやましく思いました。
2 お金をかけずに楽しめる。
いわずと知れた古刹の総本山ですので、訪れる場所は山ほどあります。また、お寺や神社でなくとも、鴨川や、近隣の小ぶりな山々など、四季の変化を十分に堪能できる素晴らしい自然があちこちに溢れています。夏と冬は恐ろしいほどの体感温度・湿度でしたが、それもまた良いものでした。
毎年、桜の季節と紅葉の季節は、訪れる場所を決めて、行ってました。
3 旬のもの、季節感を大事にする食
春になると、たけのこがどーんと八百屋の前面に並べられたり、6月の終わりには「水無月」という冷やすとおいしい和菓子を食べる習慣があるなど、日々の暮らしの中に伝統が息づいており、それはそれはとても興味深いものでした。
巷でいわれるように魚はいまひとつのような気がしましたが、野菜、特に根菜はとてもおいしく、充実しているな、と思いました。
あぁ、もっと京都行きたい。毎月行きたい。。。